「壇流クッキング」は昭和の匂いが残るが現代の料理

壇流クッキング・壇一雄とは

永遠のベストセラーと言われる「壇流クッキング」はご存知でしょうか。出版されて46年になります。

執筆者は壇一雄さんで、放浪的作家とも言われた昭和時代の小説家で、「火宅の人」は映画やテレビドラマにもなりました。見た方は多いのではないかと思います。この作品は自分の放浪人生を語ったものと言われ主人公の自由奔放に生きる姿が描かれています。

壇一雄は世界を放浪して世界の料理を学び、自ら料理をして書いたのが「壇流クッキング」です。現代でもよく読まれている一冊です。男が料理を学ぶ時この一冊は参考になると思います。

壇一雄は世界的料理人とも言われ、わずか9歳から独学で料理をはじめ中国、ロシア、アジア。ヨーロッツパと世界中をめぐり愉快で痛快な料理の道を極めていった人です。この中でとびっきり美味しい旨い料理を収めたんのが「壇流クッキング」で40年以上読み続けられています。子供は長男はエッセイストの壇太郎、長女は女優の檀ふみです。

壇一雄は1912年(明治45年)生まれで1976年(昭和51年)年63歳で命を閉じています。一雄が9歳の時母親が一雄と3人の小さな妹を残し家出をして父親が料理をしない人であったため一雄が買い物。料理をすることになります。現代のように電器やガスなどを調理でなく、薪などで調理をすることは9歳の子供にとって大変な労働であったと思いますが一雄はこなしていきます。こんんな幼少時代の経験から「壇流クッキング」は生まれてきたものと思われます。

「壇流クッキング」は面白くて男の料理として学べるもの

壇流クッキングは現代でいう「ご当地料理」であり現代に生きていると思います。壇一雄は日本も歩きまわり日本の地場料理も紹介しています。

昭和44年にサンケイ新聞紙上で連載をスタートさせたものですが料理通や料理の腕自慢のようなものではなくひたすら豪快で愉快な料理指南書ですね。第1回では次のように語られています。

 

中国も至るところ転々とした。ある時は砂漠のゲルの中で、羊肉の水タキをつつき、ある時は湖南省の土民の台所で、オカミサンに料理の手ほどきを教えてもらったりした。いや時にはロシア人と暮らして「ボルシチ」や「ウーハー」を見習い、時には韓国人と同居して「プルコキ」や「カルビクイ」にも、慣れつくした。だから、私は、広く、まんべんなく世界の様々な料理を皆さんと一緒につくってみたり、味わってみたりしたい。ただしなるべく材料が安くて、豊富で、だれでも食べられる、愉快な食べ物を心がけたいものである。

男の料理の指南書として学べる料理本

 

この言葉にあるような料理の指南書が沢山盛り込まれているのが「壇流クッキング」です。これから男として料理をしている方、これから料理を始めようとしている方には大変参考になる一冊だと思います。この本は集英社から税込別2,900円で販売されています。

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